
アプリを開発してApple Vision Pro 上で公開
「Apple Vision Pro」というApple社の製品をご存知でしょうか?「Apple Vision Pro(アップル・ビジョン・プロ)」は、Apple社が、初の空間コンピュータとして製造した「複合現実ヘッドセット型コンピュータ」です。当初は2024年2月にアメリカ合衆国内で販売していましたが、同年6月28日に日本で販売が開始されました。Apple社のiMac、iPad、iPhoneは高額な製品といわれていますが、「Apple Vision Pro」は59万9,800円からと高額なOA機器です。
「Apple Vision Pro」は「複合現実ヘッドセット型コンピュータ」ですが、「どんなデバイスかよくわからない……」という方が多いのではないでしょうか。
これから「Apple Vision Pro」とは何か?「複合現実ヘッドセット型コンピュータ」とは何か?アプリケーションを開発できるのか?などを紹介します。
目次
1.Apple Vision Proとは何か?
2.「空間コンピューティングデバイス」とは?
3.Apple Vision Pro向けのアプリケーション開発に必要な6つのツールを紹介します!
4.Apple Vision Pro向けのアプリケーション開発を進めるための3つのステップを紹介します!
5.Apple Vision Pro向けのアプリケーション開発の状況に紹介します!
まとめ
1.Apple Vision Proとは何か?
Apple Vision Pro(アップル・ビジョン・プロ)は、2023年6月にApple社が製品のコンセプトを発表し、2024年2月にアメリカ合衆国国内で発売開始した、史上初の空間コンピュータとして製造した「複合現実ヘッドセット型コンピュータ」です。
従来のユーザーインターフェースは、平面のディスプレイでしたが、三次元の空間をインターフェースとして利用するデバイスです。一見した時点では、ゴーグルのように目を覆う形状で、Microsoft社製のHoloLens、Meta社製のMeta QuestなどのVRヘッドセット/ゴーグルに似た形になっています。Apple社はApple Vision Proを「空間コンピューティングデバイス」と呼んでいます。これまで体験したことがない革新的なデバイスと提唱しています。
当初はアメリカ合衆国内での販売でしたが、2024年6月28日から日本国内で予約販売が開始されました。Apple社の公式サイト・公式ショップで購入可能で、最低価格は59万9,800円と高額です。
2.「空間コンピューティングデバイス」とは
「空間コンピューティングデバイス」は、現実空間・デジタル空間を融合させた新しいコンピューティングの概念といえます。2023年6月に、Apple社CEOのティム・クックがApple Vision Proを「空間コンピュータ」と呼びました。
いままでのパソコン・タブレット端末・スマートフォンなどのディスプレイ・キーボードは平面的なインターフェースを使用していました。しかし、Apple Vision Proの空間コンピュータは、三次元の空間をインターフェースにしています。
ビジネス用途では、アプリケーションを開いてドキュメント作成・設計図作成・イラスト制作作業を机上ではなく、目の前に広がる空間を使って行うことができるように変遷します。プライベート用途では、友人・知人と通話・Web会議することを画面サイズに制限なく空間を使って行うように変遷するのです。

3.Apple Vision Pro向けのアプリケーション開発に必要な6つのツールを紹介します!
3-1.Xcode
Xcodeは、Apple社が提供している統合開発環境(IDE)です。統合開発環境は、アプリケーション開発のためのソフトウェアで、開発に必要となるツールを一つにまとめたものです。XcodeはApple社製機器で使用するアプリケーションを開発するために利用される必需品です。
3-2.SwiftUI
SwiftUIは、Apple社製アプリケーションをデザインするUI(ユーザーインターフェース)フレームワークです。SwiftUIを利用すると、シンプルな構文(コーディング)でUIを開発が可能で、構文を即時にプレビューすることができます。そのため、効率的な開発を図ることが可能です。
3-3.RealityKit
RealityKitは、アプリケーションに3Dコンテンツやアニメーション・ビジュアルエフェクト等を実装するための3Dレンダリング(画像や音声を生成すること)エンジンです。Apple Vision Proのアプリケーションの品質を向上させることができます。
3-4.ARKit
ARKitは、周囲の環境を認識しAR(Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)の頭文字3で構成される略称で、日本語で拡張現実といいます。)でコンテンツを実装するために必要なARフレームワークです。
3-5.Reality Composer Pro
Reality Composer Proは、Vision Proアプリケーション向けに提供される3Dコンテンツを容易に作成・編集・プレビューするツールです。最新バージョンのXcodeに標準搭載されています。
3-6.Unity
Unityは世界最大のゲームエンジンです。Apple Vision Proアプリケーション開発のサポートが発表されています。Unityを利用することで、3Dコンテンツの制作・AR/VR機能の実装が可能です。
4.Apple Vision Pro向けアプリ開発を進めるための3つのステップを紹介します!
4-1.Xcodeをインストールします!
Apple社の公式ページからXcodeをダウンロードします。ダウンロードが終了すると起動するとインストールが開始されます。Xcode 15.1 beta版以降の版数であれば、Apple Vision Pro OSに対応しています。できれば、最新版のXcodeをダウンロードすることをお勧めします。
4-2.新規プロジェクトの作成をします!
インストールしたXcodeの起動後、「Create New Project」をクリックします。クリックした画面から開発するOSを選択できますので、「Vision OS」をクリックしましょう。この操作で新規プロジェクトが作成できます。
4-3.シミュレーターを起動します。
シミュレーターとは、Apple Vision Proの本体がないとき、アプリケーションの動作確認ができるシミュレーションソフトウェアです。前章で紹介しましたが、新規プロジェクト作成のときは、Apple Vision OSのシミュレーターが自動的にダウンロードされます。シミュレーターを起動すると作成したアプリケーションの動作を確認が可能です。
5.Apple Vision Pro向けのアプリケーション開発の状況に紹介します!
Apple Vision Proは国内販売が開始されて、2~3ヶ月なので、アプリケーション開発において不明瞭なことが多いと思います。企業の向けのデモンストレーション用のアプリケーションを開発するのであれば、Apple社OSのアプリケーション開発を生業にしているベンダー企業や代理店の技術が借りることまたは、委託開発することをお勧めます

まとめ
Apple Vision Proは「空間コンピューティングデバイス」を初めて提唱し、革新的な体験ができるデバイスです。Apple Vision Proの登場により、「空間コンピューティング」という考えが広まり、ビジネスのプロモーションやプライベートのコンテンツ作成など、設計・開発する工程が変遷する要素をもっています。未来を変えていく可能性のあるデバイスであるApple Vision Proの広がりに期待しましょう。
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