
Google Authenticator認証システムの構築
インターネットを使って、クラウドサービスを利用するとき、インターネットブラウザにGoogleを初期設定している方は多いと思います。
2015年後半からハッキング(犯罪集団が悪意を持って他人のコンピューターに不正行為を行うこと)や情報漏洩などの問題が相次ぎ、企業にとってセキュリティに一度問題が起きれば、顧客からの不信感につながるため、こういったことを防ぐために、セキュリティの強化が必須となりました。
また、ログオンするとき、IDとパスワードだけの認証だとセキュリティの強度が脆弱なので、第三者や犯罪集団にハッキングされやすくなります。
これから、二段階認証としてよく利用される「Google Authenticator」について紹介していきます。
目次
1.Googleの二段階認証とは?
2.SMS(ショートメッセージサービス)よりも認証アプリケーションを使用すべき!
3.二段階認証の必要性を紹介します。
4.Google Authenticatorはどのような場面で使うのか紹介します。
5.クラウドコンピューティングシステムでGoogle Authenticator認証を導入して、システムを利用しましょう。
まとめ
1.二段階認証とは
二段階認証は、アカウントのセキュリティを強化するための技法です。ログインをするとき、IDとパスワード以外に、別の文字列を入力・認証してアカウントにログインオンすることを示します。もし、パスワードが漏洩したときでも、ログインをする際、別の文字列の認証が必要となるため、セキュリティの強化につながります。二段階認証の代表例は、
①SMS を利用する方法で、ログインするとき携帯電話機に届いた認証コードを入力する方法です。
②音声通話を利用する方法で、ログインするとき、予め登録した電話番号に自動音声で認証コードを受け取る方法です。
③認証アプリケーションを利用する方法でログインするとき、スマートフォンで認証用のアプリケーションを開き、一定時間だけ有効な認証コード(ワンタイムパスワード)を入力する方法です。Google Authenticatorはこの認証アプリケーションに該当します。
2.SMS(ショートメッセージサービス)よりも認証アプリケーションを使用すべき!
前章で記載しましたが、二段階認証にはいくつかの方法がありますが、そのなかでも安全といわれている認証方法が、認証アプリケーションによる二段階認証です。(Google Authenticatorはこの認証アプリケーションに該当します。)SMS認証は、暗号化されていない 2FAコード(二要素認証コード)をテキストメッセージで送信します。 SMSの2FAコードは、中間者攻撃(暗号化されていないWiFiネットワーク経由で送信されたデータを悪意のある犯罪集団が傍受すること)される危険性があり得ます。

しかし、認証アプリケーションは、暗号化されていない2FAコードをテキストメッセージで送信する方法ではなく、携帯電話機上で2FAコードをローカルコードに生成します。30~60秒ごとにコードを再生成するので、SMS認証より盗み取りがなくなります。
3.二段階認証の必要性を紹介します。
二段階認証は、アカウントが乗っ取られると次のような問題が発生する可能性があるので重要です。覗き見されてしまいます
①eメールや連絡先・画像を。悪意のある人に勝手に拡散されることがあり得ます。
②なりすましの被害に合うことがあります。勝手にあなたを装い迷惑行為をすることや注文したことがない商品が届く可能性もあり得ます。
③アカウントから締め出されます。勝手にパスワードを変えられてしまい、ログインできなくなります。
④金融資産がある場合は、勝手に出金されることがあり得ます。
大切な個人情報・金融商品を保護するために、事前に二段階認証設定しておき、ハッキングされないよう、防御しておきましょう。
4.Google Authenticatorはどのような場面で使うのか紹介します。
Google Authenticatorは、Google社製の無料で利用可能な二段階認証用のアプリケーションです。Google Authenticatorを単体で使用せずに、他のサービスと連携させることで、二段階認証を効果的の活用できます。二段階認証は、Google / Amazon / X(旧Twitter)/ Facebook / Yahoo! / Instagram / LINE / LastPass / Bitwarden / Dropbox / Outlook / Evernote / WordPress / 金融機関のネットバンキング・オンライン決済サービス で導入されています。すでにご利用されている方がいることでしょう。それぞれのサービスへログインするとき、通常のID・パスワードと併せてワンタイムパスワードが要求され、生成させたコード番号を入力してログインします。ワンタイムパスワードはGoogle Authenticatorが生成しています。
5.クラウドコンピューティングシステムでGoogle Authenticator認証を導入して、システムを利用しましょう。
クラウドコンピューティングシステムにログインするとき、パソコン・タブレット端末・スマートフォンにGoogle社製のGoogle Authenticator二段階認証を設定して、ID・パスワードと生成されたワンタイムパスワードを入力して、システムにログインします。
これから、クラウドコンピューティング一般的が業務を紹介していきます。
5-1.社内メールまたはeメール
クラウドシステム上のメールソフトウエアなら有償ソフトウェア・メールサーバー機が不要で、いつでもどの端末からでもメール処理が可能です。イントラネットの社内メール、インターネットのeメールの運用が可能です。

5-2.資料作成・保存
クラウドシステム上のアプリケーションを使用し資料作成することで、在宅勤務・リモートワーク勤務が可能です。もし、自分が使用している端末が故障してもデータが消失するようなリスクがありません。
5-3.ファイルの保存・共有
クラウドシステム上に大切なファイルを保存すれば、在宅勤務・リモートワーク勤務が可能です。さらにファイル共有やアクセス権の設定もできます。自分が使用している端末のハードディスク容量の管理・増設するコストが削減できます。
5-4.バックアップ
クラウドシステムは、重要なデータ・ファイルのバックアップに最適です。ハードディスクの保守管理が不要になり、社内にサーバー機やハードウェアを設置しないので、災害が発生したときも安全です。
5-5.アプリケーション開発
モバイル・ゲーム等のアプリケーションを開発するとき、クラウドシステム上のプラットフォームを利用することで、自分が使用している端末に開発環境の設定作業が不要になります。拡張性が高位で利用者数の増減に合わせて規模を調整できるため、管理費コストの削減につながります。
5-6.データ分析
ビッグデータ分析をクラウドシステム上で実行可能です。分析に役立つ高い処理能力・分析ツールで経営判断のためのデータ分析ができます。経費を抑えたビジネスの円滑化・業務効率化が図れます。
まとめ
いままで、ID・パスワードで端末にログインしていましたが、ワンタイムパスワードを入力する工程が増えるので、少し抵抗があるかもしれません。二段階認証を導入することで大切な個人情報・重要資料が犯罪集団からハッキングされないよう、しっかりと防御しましょう。
二段階認証は、一度設定して慣れてしまえば日常動作になります。「Google Authenticator」を設定してトライしてみましょう。
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