GCPの活用で高性能かつ安定したサーバの運営が可能

「GCP」という単語を耳にしたことがありませんか? 近年 「AWS(Amazon Web Services)」「Azure(アジュール:Microsoft社が提供しているクラウドサービス)」など、Web開発の基盤を提供するインフラサービスが登場しています。「GCP(Google Cloud Platform)」はGoogle社が提供しているテクノロジー・インフラをクラウド上で提供しているサービスの総称のことです。

これから「GCP」とは何か?「GCP」ができることやメリット、「GCP」が提供しているサービスで安定したサーバ運営が実現できることを紹介します。




目次

1. GCPとは

2. GCPでできることを紹介します!

3. GCPを利用するメリットを紹介します!

4. GCPが提供するサービスを紹介します!

まとめ




1.GCPとは

GCPは、Google Cloud Platformの頭文字3桁で構成される略称で、Google社が提供するクラウドサービスの総称です。GCPには、Google検索やGoogleマップ、Gmail、YouTubeのサービスがGCP上で運用されています。

元来、2008年に提供を開始したGoogle社製のPaaS(クラウド上でプラットフォームを提供するサービス)「Google App Engine」と、2011年に提供を開始したGoogle社製のビッグデータ解析サービス「BigQuery」と、2012年に提供を開始したGoogle社製のIaaS(クラウド上で仮想サーバを提供するサービス)「Google Compute Engine」が個別に運用されていました。2013年に上記サービスを統合して「Google Cloud Platform」=GCPを提供しています。

Google社で実際に運用されている、技術やインフラを利用して効率的なWeb開発と運用が可能になりました。また、ビックデータ解析や機械学習(ML)等の高度な技術が利用可能になりました。




2.GCPでできることを紹介します!

GCPはクラウドシステムサービスですので、サーバやイントラネットなどの環境を用意することが不要です。インフラ環境の導入費用・日々の運用費用を抑えて、Google社の高い技術を利用可能になりました。

これから、GCPでできることの代表的なサービスを紹介します。




2-1.需要予測

Google社製のAI技術・データ処理技術を利用することが可能です。顧客データ・販売データ等を基にして、需要予測技術を利用できます。生産計画・販売計画を立てることができます。




2-2.データ運用

ビックデータ解析ツール「BigQuery」はデータ分析を効率化することが可能です。さらにBigQueryは「Google Analytics 4(該当のWebサイトやアプリケーションにアクセスしたユーザーの行動解析を行うサービスです。)」も連携できるので、データ分析を多面的に行うことができます。




2-3.急激な負荷に対応できる環境

急激にWebサイトへのアクセスが生じたとき、サーバ負荷に耐えられる環境が備わっています。急激な負荷上昇が生じたとき、オートスケール(サーバの負荷が増大したときに自動的に台数を引き上げて処理速度を低下させない機能です。)により負荷を分散させることが可能です。




2-4.画像認識と自動言語識別

Auto ML(Automated Machine Learningの略称で、自動化された機械学習のことです。)を利用することで機械学習に関する専門知識(データサイエンティストが担います)がなくても、必要な項目を設定することで、AI技術を応用した精度の高いモデルを利用することが可能です。




2-5.働き方改革

Google Workspace(ビジネスに必要なツールを集約したクラウド型グループウェアです。)を利用して、2020年に施行された「働き方改革」による在宅勤務・リモートワーク勤務を円滑に進めることができます。






3.GCPを利用するメリットを紹介します!

3-1.運用コスト軽減につながることです。

GCPは、Amazon社のAWS・Microsoft社のAzureなどのクラウドコンピューティングサービスと比較すると、サブスクリプション価格が低額なことです。特にデータベースの運用・分析の利用料金は安価な価格設定になっています。




3-2.最新技術を用いたデータ分析サービスを利用できることです。

GCPのビックデータ解析ツール「BigQuery」とAuto ML(自動化された機械学習機能)の最新技術サービスを利用できます。データベースエンジニアやデータサイエンティストの代役を担います。




3-3.作業を効率化できることです。

GCPは毎日作成される膨大なデータを取扱います。前章で紹介しましたが、膨大なデータベースは「BigQuery」で効率的に分析することが可能です。データの処理速度の速さに定評があり、迅速な分析を可能にしています。




4.GCPが提供するサービスを紹介します!

4-1.クラウドコンピューティングで安定したサーバ運用が可能です!

Google社製のIaaS(クラウド上で仮想サーバを提供するサービス)「Google Compute Engine」サービスが、仮想サーバ・ネットワークなどのインフラ環境をクラウドコンピューティングシステム上で利用できます。初期導入費用・月々の運用時用の軽減を図れます。

また、PaaS(クラウド上でプラットフォームを提供するサービス)「Google App Engine」サービスが、アプリケーションを実行するためのプラットフォームをクラウドコンピューティング上で利用できます。環境のメンテナンスが不要ですので、安定してアプリケーション開発が可能です。






4-2.ストレージ(ハードディスク・磁気記憶装置等のデバイスにデータ・ファイルを保管する場所)管理サービスがあります!

Cloud Storage(インターネット上に用意されたストレージ領域で、データ・ファイルを保管・管理する場所のことです。)は高い可用性を持つ、オブジェクトストレージサービス(インターネット上に用意されたストレージ領域です。)です。容量が無制限で、自動バックアップする機能も備わっているのでデータ・ファイルの保存場所と最適です。

また、Cloud Datastoreは、クラウド上に保存されるスキーマレスなNoSQLデータベースが用意されています。NoSQLは、SQL(データベース操作)言語を使わないデータベースのことで、ビッグデータを分析するために、SQL言語を習得せずに扱うことができます。Cloud Datastore は自動的に拡張する機能があり、高負荷の処理も高速で実行することが可能です。




4-3.ビッグデータ解析サービスがあります!

クラウドコンピューティング上にあるビッグデータを高速で解析できるサービス「BigQuery」が用意されています。たとえば、2億5000万件のトランザクションデータを約2分半で高速処理することが可能で、業務効率化が図れます。

また、ビッグデータを高速で解析する連続処理を可能にする「Cloud Dataflow」が用意されています。データの取得から変換・分析・分類などの処理パターンを統合したプログラミングモデルが提供されています。運用作業の効率化が図れます。




4-4.サーバ運用サービスがあります!

高いパフォーマンスを発揮するDNS(ドメインネームサーバ)を提供するサービスです。DNSとIPアドレスを定義付ける仕組みで、ドメイン管理には必要不可欠な機能です。Google社のDNSの信頼性が高位であると好評です。

また、Translate API (Application Programming Interfaceの頭文字3桁で構成される略称で、ソフトウェアとプログラムをつなぐためのインターフェイスです。)は、翻訳APIサービスです。言語に関係なくAPIで受けた文字列を翻訳することができます。Google翻訳サービスと連携することで、多言語間のコミュニケーションが実現できます。




まとめ

GCPは、実機のサーバ管理・運用をせずに、基幹システム運用・アプリケーション開発・データベース管理が、低コストで運用できることが利点です。業務効率化と経費削減を検討する候補になるでしょう。



GCPの活用で高性能かつ安定したサーバの構築に関するご質問は以下のフォームよりご連絡ください。