Flutter(フラッター)でモバイルアプリ開発

「Flutter」というIT用語をご存知でしょうか?「Flutter(フラッター)」は、アメリカ合衆国の大手ITメーカーのGoogle社製のモバイルアプリケーションの開発するためのフレームワーク(システム開発全体の枠組み・ひな形を提供する集合体)です。近年では「モバイルアプリケーションフレームワーク」と呼ばれることもあります。
「Flutter」を利用することで、iOS・Androidのアプリケーション開発を同時に行うことができます。さらに、iOS・Windows OS・Linux等の複数のプラットフォームにも対応しています。これから「Flutter」とはなにか?「Flutter」の特徴、メリット、デメリット、アプリケーション開発概要を紹介します。




目次
1.Flutterとは何か?
2.Flutterの特徴を紹介します!
3.Flutterのメリットを紹介します!
4.Flutterのデメリットを紹介します!
5.Flutterによるアプリケーション開発概要を紹介します!
まとめ




1.Flutterとは何か?

Flutterは、2018年にアメリカのGoogle社が開発したモバイルアプリケーション用のフレームワークです。FlutterはUI(ユーザーインターフェース:利用者と製品・サービスとの接点)開発を支援するデザイン部品を多く揃えているので、少ない作業工数でUIを構築することが可能です。
Flutterの大きな特徴は「Dart」というプログラム言語を使って開発します。「Dart」で作成したアプリケーションを、iOS・Android・Webブラウザ用で稼働することができます。共通のプログラムソースコードから複数のプラットフォームで稼働するUIを作成できる特徴があります。




1-1.「Dart」とは

Flutterは、「Dart」というWebブラウザ組み込み用のスプリクト言語(可読性に優れた簡易プログラム言語)で開発します。「Dart」というプログラム言語は、聞き慣れない言語ですが、JavaScriptと同じような構文なので扱い易い特徴があります。「Dart」は、JavaScriptの課題・問題点を解消させた、セキュリティ面を強化したプログラム言語です。オブジェクト指向をサポートしているので、大規模プロジェクトの開発に向いています。




2.Flutterの特徴を紹介します!

Flutterは、iOS・Androidプラットフォームに対応したアプリケーションが開発で、「地図アプリケーション」「業務効率化アプリケーション」「画像編集アプリケーション」「マッチングアプリケーション」「ショッピングアプリケーション」などの開発に向いています。
スマートフォン向けアプリケーションに限定されず、Webアプリケーションへの移入が可能です。ひとつフレームワークでマルチプラットフォーム(iOS/Windows OSなど)対応ができるので、開発効率が高いフレームワークといえるでしょう。




3.Flutterのメリットを紹介します!

3-1.iOS・Android両方のプラットフォームに対応したアプリケーション開発ができます。

前章で紹介しましたが、Flutterは、iOS・Android両方のプラットフォームに対応したアプリケーション開発ができます。一般的に、スマートフォンのアプリケーション開発は、OSに適したプログラム言語で開発をします。従来の開発プロジェクトでは、iOS・AndroidのOSに適したアプリケーション開発が必要でした。両方に対応したアプリを作る場合は、それぞれの開発が必要です。FlutterはOSに適したプログラム言語の弊害を取り除き、クロスプラットフォームでのアプリケーション開発が可能になりました。ひとつのアプリケーション開発で、iOS・AndroidのOSに対応できるようになりました。




3-2.デザインの自由度が高い

Flutterは、「ポータブル・UI・ツールキット」という独自のデザインUI部品を組み合わせてアプリケーション開発ができるため、デザインの自由度が高いといわれています。白紙の状態から画面設計をせずに、豊富なUI部品があるため、アプリケーション開発の作業効率を上げることが可能になりました。






4.Flutterのデメリットを紹介します!

4-1.日本語のドキュメントが少ないこと

Flutterは、2018年にアメリカのGoogle社がリリースした新しいフレームワークです。そのため、日本語のドキュメントが少ないことが現状です。英語版のドキュメントが揃っていますので、翻訳アプリケーションを活用して、確認することができます。また、Flutterを得意としているITベンダー企業やソフトウエア会社に外部委託して開発することもできます。





4-2.人材を集めにくいこと

Flutterは、新しいフレームワークなので、高いスキルをもつ技術者が少ない状況です。そのため、Flutterをベースにした開発プロジェクトの要員を満たすことが難しいといわれています。




5.モバイルアプリケーションの開発概要を紹介します!

Flutterでアプリケーション開発するときは、下記に準備をします。
イ.Flutter内でプロジェクトを生成します。
ロ.コマンドラインでアプリケーションを起動します。
ハ.シミュレーターを起動します。
Flutter内でプロジェクトを生成します。プロジェクトは「flutter create プロジェクト名(アプリケーション名称)」と作成します。プロジェクトを作成するとアプリケーションのコーディング(構文)作業が行えます。プロジェクトを起動したら、アプリケーション・シミュレータを起動して、アプリケーション開発を行います。作成後はiOS・Androidのプラットフォームにリリースします。






まとめ

Flutterの特徴は、クロスプラットフォームでのアプリケーション開発ができることです。ひとつのアプリケーション開発で、iOS・AndroidのOSに対応できるようになりました。そのため、モバイルアプリケーションをリリースするときに、iOS・Android OSの両方のプラットフォーム用を提供できるので、開発効率がアップします。残念ながら、日本語のドキュメントが少ないので内製することが厳しいといわれています。費用対効果を勘案してから外部委託開発を検討してみましょう。



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