不動産評価額査定システムとは

「不動産評価額」という用語を聞いたことがあると思いますが、どんな内容なのかご存知でしょうか?これから「不動産評価額」とは?「評価額」以外の価格の紹介、目的別の不動産価格、不動産評価査定システムの紹介をしていきます。




目次

1.不動産の評価額とは?

2.不動産のそのほかの価格を紹介します!

3.目的に応じた不動産価格を知りましょう!

4.不動産評価額査定システムとは?

まとめ




1.不動産の評価額とは?

不動産の価格を調査してときに「不動産評価額」という用語が多く使われています。一般的に不動産の評価額は、固定資産税評価額のことを示します。

固定資産税評価額は、総務大臣が定めた固定資産税評価基準に基づいて行われ、市区町村長名で公表した価格です。毎年納める固定資産税・都市計画税等の納税額を算出するために必要な課税標準額になります。






1-1.固定資産税評価額を紹介します。

固定資産税評価額は、固定資産税を算出するときの基準値として利用され、課税標準額を算出します。固定資産税額は「固定資産税額 = 課税標準額 × 1.4%(標準税率)」の計算式になります。

土地の固定資産税評価額は、3年ごとに見直しされ、「評価替え」といいます。また、固定資産税評価額は、不動産を売買するときの算定基準になります。

他に、固定資産税評価額は相続税の計算に用いられることもあります。




1-2.固定資産税評価額の調べ方を紹介します。

不動産を所有している方は、固定資産税納税通知書・固定資産評価証明書で確認できます。固定資産税納税通知書は毎年1月1日時点の不動産所有者に対して、4〜5月に送付されますます。また、固定資産評価証明書は、市区町村で発行されます。




2.不動産のそのほかの価格を紹介します!

固定資産税評価額以外に、実勢価格・公示地価・路線価の価格があります。それぞれを紹介します。




2-1.公示地価

公示価格は、その年の1月1日時点の標準値の1㎡あたりの価格を、国土交通省が地価公示法により公表している価格です。実売価格や市場価格ではなく、一般の土地取引価格の目安となる価格のことです。

公示地価は、相続税評価額・固定資産税評価額の目安・公共用地の取得額・金融機関の担保評価額、企業が保有する土地の時価評価額の基準として活用されます。不動産鑑定士が評価をして、土地鑑定委員会で最終的に決定する価格です。

公示地価は、国土交通省の「土地総合情報システム」「標準地・基準地検索システム」、一般社団法人資産評価システム研究センターの「全国地価マップ」で確認できます。




2-2.路線価

路線価は、国税庁が公表する道路に面する標準的な宅地1㎡あたりの価額です。路線価は「相続税路線価」「固定資産税路線価」があり、国税庁のサイト「財産評価基準書路線価図評価倍率表」、前章で紹介した「全国地価マップ」で確認できます。

2-2-1.相続税路線価

相続税路線価は、土地の相続税・贈与税等を算出するときに使用します。

2-2-2.固定資産税路線価

各市区町村が決定する土地の固定資産税評価額で、鑑定評価の算定基準になる価額です。東京都23区は東京都が決定します。




2-3.実勢価格

実勢価格は、実際に不動産を取引する市場価格のことです。時価ともいわれます。土地の取引が実行されると国土交通省に取引データが集まります。実勢価格は、国土交通省の「土地総合情報システム」で確認できます。または、お近くの不動産会社でも確認できます。

3.目的に応じた不動産価格を知りましょう!

それぞれの価額をどのようなときに、どの価格を調べればよいのか紹介します。

目   的参考にする不動産価格
不動産の売却実勢価格、傾向を掴むものとして公示地価、路線価、不動産会社の査定額
固定資産税、不動産取得税等の金額を計算用固定資産税評価額(課税標準額)
不動産の相続・相続税の金額を知りたい場合 土地:相続税路線価、建物:固定資産税評価額
・相続した不動産の市場価値を知りたい場合 実勢価格
財産分与実勢価格、不動産鑑定評価額(当事者間で合意がとれない場合)
贈与税の算出土地:相続税路線価、建物:固定資産税評価額
裁判・調停不動産鑑定評価額






4.不動産評価額査定システムとは?

不動産査定は、その物件にどれくらいの価値があり、いくらで取引できるか調査して、推定売買価格を算出することです。

不動産査定の結果は不動産会社別に違いがあります。査定価格が妥当か判断するためにも、所有者が不動産査定について理解することが大切です。




4-1.不動産査定の種類

不動産査定は、「AI査定」「簡易査定」「訪問査定」があります。コンピュータのよる「AI査定」が不動産評価額査定システムといえます。これから「AI査定」の仕組みを紹介します。

AI査定は、いままで蓄積した取引データを原資にして、AI(人工知能)が不動産の査定価格を算出する技法です。住所・築年数・面積を指定すると査定額を算出する仕組みです。AI査定は、上記で紹介した「簡易査定(資料による机上査定)」「訪問査定(現地を訪問した査定)」と比較して、即時に審査結果が出力されることがメリットで、お客様・取引先を待たせることがありません。だだし、AI査定は過去の取引データを学習させているので、精度が下がることがあります。




まとめ

不動産評価査定結果は、不動産会社が有するシステムによって変わるころがあります。前章で紹介しましたが、自分自身で相場価額を調べる手段があります。想定値とかけ離れているときは、他の不動産会社の評価査定をうけてみることも大切です。


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