
エスクロー(Escrow)決済システムの構築をstripeやGMOで実装
「エスクロー決済」という用語を聞いたことがありますでしょうか?「エスクロー決済」は、安心して決済取引するための、売買取引における金銭授受の仕組みのことです。たとえば、インターネットのショッピングサイトで、販売者・購入者のお互いを知らずに取引をするのです。そのため「本当に商品が届くのか?」「本当に代金が支払われるのか?」という取引の不安を抱えていると思います。大手の通販サイトである「Amazon」「Yahoo」「楽天」を利用しているときは安心ですが、初めて聞いたショッピングサイトは不安になることでしょう。これから「エスクロー決済について知りたいケース」「エスクロー決済を導入してシステム開発を検討しているケース」向けに「エスクロー決済」の紹介をしていきます。
また、stripeやGMOと連携した「エスクロー決済」との連係について紹介していきます。Stripe(ストライプ)は、世界中の企業・団体が利用するオンライン決済プラットフォームのことです。 Stripeのアプリケーションソフトウェアを利用することで、Webサイト上で支払いを受け付け、売り上げ管理などを容易に実行することができます。GMOは、代金決済代行するというビジネスモデルです。購入者はGMOに対して代金を支払うことになります。販売者はGMOから代金を受け取ります。複数のクレジットカード会社決済・コンビニエンスストア決済、電子マネー決済等の決済手段を手に入れることができます。
これから「エスクロー決済」とstripe・GMOとの連携について紹介しています。
目次
1.エスクロー決済とは何か?
2.エスクロー決済流行の背景を紹介します
3.エスクロー決済の仕組みを紹介します
4.エスクロー決済のメリットを紹介します
5.Stripe・GMOで連携について紹介します
まとめ
1.エスクロー決済とは何か?
エスクロー(Escrow)は、和訳すると「預託」を意味します。「預託」は、金銭や物品を一時的に預けることです。エスクロー決済は、購入者・販売者が安心して決済取引するための、売買取引における金銭授受を代行する仕組みです。エスクロー決済代行の業者が、購入者から商品代金を預かり、販売者は購入者に商品を発送します。購入者に不備を生じずに商品が届いた時点で、エスクロー決済代行の業者から販売者に対して商品代金を支払うビジネスモデルです。エスクロー決済代行のビジネスモデルは、販売者・購入者間の決済に関する不安を解消させる仕組みです。

2.エスクロー決済流行の背景を紹介します
CtoC型(一般消費者間での商品取引)のサービスをスタートさせるとき、スムーズに「決済」ができる仕組みが必要になります。エスクロー決済は、販売者・購入者の間に仲介者を置くことで取引の信頼性を担保する決済するビジネスモデルです。知らないもの同士の取引のときは、販売者が「商品を発送したが、商品代金を支払ってもらえるか?」や、購入者が「商品代金を支払いしたが、商品が届かない?」という不安が解消されます。インターネットオークション・オンラインショッピングが広がりを見せるなか、知らないもの同士の直接取引をする不安を払拭し、インターネット上で取引と商品代金の決済ができるエスクロー決済のビジネスモデルが注視されるようになっています。
3.エスクロー決済の仕組みを紹介します
エスクロー決済サービスの流れを紹介します。
イ.商品売買が成立します。
ロ.購入者がエスクロー決済代行業者に代金を支払います。
ハ.エスクロー決済代行業者は、支払いの完了通知を販売者にします。
ニ.販売者は商品配送し、購入者は商品を受け取ります。
ホ.エスクロー決済代行業者は販売者に商品の受取通知をします。
へ.エスクロー決済代行業者が販売者に商品代金を支払いします。
商品代金は購入者と販売者が直接の取引をせずに、エスクロー決済代行業者を介して決済を行うことで安心した金銭の受け渡しをすることができます。エスクロー決済の手法は、既に導入しているケースがあります。みなさんがご存知の「メルカリ」は、エクスロー決済を導入している代表例です。「メルカリ」が成功した理由として、エスクロー決済サービスの導入が背景にあったといわれています。①商品の購入、②メルカリが代金を一時的に預かる、③購入者が商品を確認する。④メルカリが販売者に代金が支払うと仕組みになっています。商品が未着や不良品・まがい品などのトラブルを回避できます。メルカリは信用を優先させて成功させたといわれています。
4.エスクロー決済のメリットを紹介します
4-1.取引の安全性を担保できること
購入者からの商品を受け取りの通知後に、エスクロー決済代行業者は販売者に代金を支払います。商品の評価・受け取り通知の、取引の工程確認を完了させて、商品代金を販売者に支払うので、代金が未払いの心配が不要です。
4-2.契約者同士の契約の相違を確認できること
販売者と購入者が直接取引をせずに、その間にエスクロー決済代行業者が仲介します。そのため、契約が可視化され、商品未着・代金未払い等の不具合が発生しません。

5.stripe・GMOで連携について紹介します
5-1,stripeとの連携
Stripeは、高機能で使い易いAPIを利用して連携します。代金決済に必要な機能を、ひとつのプラットフォームに統合して提供しています。法令の複雑さや多様な決済方法にStripeが対応しているので、大手の通販サイトと同様な決済手段の選択が可能になります。
5-2,GMOとの連携
GMOとの連携は「GMO Cashless Platform」は販売店向けのQR・バーコード決済に対応したマルチ決済サービスと連携します。ワンストップで決済処理を実施し、キャッシュレス化の中心としたプラットフォームを提供しています。統一したインターフェースですので、決済手段追加などの負荷が軽減されます。
まとめ
サービス利用者が安心した取引を行うために、エスクロー決済は信用を得るために不可欠なビジネスサポート機能といえます。販売者・購入者のお互いを知らずに取引をするので、仲介業者を間に置くことで安心して商取引が行えます。エスクロー決済を利用することで、販路が拡大する機会が広がります。最後になりますが、エクスロー決済サービスは有償ですので、利用料金を事前確認しておきましょう。
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